東京建物
ニュースリリース
平成15年7月1日

中央合同庁舎第7号館整備等事業(PFI事業等)
の事業者に正式決定

〜国と事業契約を締結〜

東京建物株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:南敬介)は、国がPFI事業として行う「中央合同庁舎第7号館整備等事業」(以下、本事業という)の一般競争入札で、新日本製鐵グループの一員として落札(平成15年4月24日)し、昨日(6月30日)、落札者が設立した特別目的会社「霞ヶ関7号館PFI株式会社」(以下、本件SPCという)と国との間で正式に事業契約を締結いたしました。


本事業の概要

  1. 本事業の位置づけ
    本事業は、平成13年4月の緊急経済対策および、同年6月の都市再生プロジェクト第一次決定を踏まえ、国が公共施設等の建設・維持管理等にあたってPFI手法を適用する先導的かつ前例のない大規模・複合プロジェクトです。
  2. 本件SPCの事業理念
    本件SPCは、『創造力のある民間発意による「事業価値の最大化」と「社会利益の創出」の実現』を目指し、『新しい時代の官・民連携の理想型』を追求するという事業理念のもとPFI事業を実施します。
  3. 本件SPCの役割
    1. PFI事業(約19年間)
      本件SPCは、BTO(Build-Transfer-Operate)方式により、文部科学省・文化庁・国立教育政策研究所・科学技術政策研究所・会計検査院・金融庁が入居する中央合同庁舎第7号館の設計・建設等を行い、施設の完成・引渡し後にその維持管理・運営を行います。
    2. PFI付帯事業(約30年間)
      本件SPCは、国有地の一部を借地した上で自らの収益に資する施設(民間収益施設)の設計、監理、建設、維持管理及び運営を行います。
    上記施設整備にあたっては、都市計画の見直しを行った上で、霞ヶ関三丁目南地区における市街地再開発事業と併せて実施します。

東京建物グループの役割

当社は本事業全体の事業企画(事業スキーム構築、資金調達、コストコントロール、リスク管理全般等)、事業推進および維持管理・運営業務を行います。また、PFI付帯事業におけるリーシング業務並びに市街地再開発事業における不動産事業全般で主導的役割を担ってまいります。

  1. PFI事業(約19年間)
    当社は、PFI事業として本件SPCが設計・建設した中央合同庁舎第7号館(約172,000m2)の維持管理・運営〔建築物点検保守、設備運転監視、清掃、修繕、警備・受付、福利厚生諸室(売店、食堂・喫茶、保育室)の運営等〕を行います。
  2. PFI付帯事業(約30年間)
    当社は、公共建物株式会社、株式会社新日鉄都市開発、日本土地建物株式会社の3社とともに、本件SPCとの間で民間収益施設(約18,000m2)に関わるマスターリース契約を締結し、賃貸運営事業を行います。
  3. 市街地再開発事業について
    当社は、公共建物株式会社、豊田通商株式会社、株式会社新日鉄都市開発、日本土地建物株式会社の4社とともに、SPC法上の特定目的会社(以下、TMKという)を設立し、市街地再開発事業における売却予定保留床(約24,000m2)を取得します。
    当社他4社はTMKからAM(アセットマネジメント)業務・PM(プロパティマネジメント)業務を受託します。

東京建物グループの東京不動産管理株式会社、株式会社東京建物アメニティサポートは、本件SPCから中央合同庁舎第7号館および民間収益施設の維持・管理業務(建築物点検保守、設備管理、清掃、修繕、警備)を、また、TMKから保留床の維持・管理業務(建築物点検保守、設備管理、清掃、修繕、警備)を受託します。

当社は、これまでに大崎ニューシティ、恵比寿ガーデンプレイスなど数々の都市開発に携わってまいりました。また、最近では川崎駅北口地区第3西街区第一種市街地再開発事業での商業施設の開発や、【TOKYOリ・デザイン】プロジェクト(太平四丁目錦糸町開発計画)でのオフィス・商業・住宅からなる複合再開発を推進しています。本事業においても、これまで培ってきた経験とノウハウを存分に活かし、事業を進めてまいりたいと考えています。


<新日本製鐵グループ構成員等>
(凡例 *幹事会社)
  企業名 業務分担
構成員 新日本製鐵(株) 代表企業、事業企画*、設計、建設
大成建設(株) 事業企画、設計、建設*、保留床
東京建物(株) 事業企画、付帯事業・保留床*、維持管理*、運営
豊田通商(株) 事業企画、付帯事業、保留床
三菱商事(株) 事業企画、運営
(株)久米設計 事業企画、設計*、監理
(株)ハリマビステム 維持管理、運営*
日本電設工業(株) 建設(電気設備)
三菱重工業(株) 建設(特殊設備)
協力会社 (株)新日鉄都市開発 付帯事業、保留床、維持管理、運営
東京不動産管理(株) 維持管理
(株)東京建物アメニティサポート 維持管理
綜合警備保障(株) 運営
(株)全日警 運営
共同提案会社 公共建物(株) 付帯事業、保留床
日本土地建物(株) 付帯事業、保留床
(株)トーエネック 建設(電気設備*、空調・衛生設備)
ダイダン(株) 建設(空調設備*)
斎久工業(株) 建設(衛生設備*)
(株)日鉄エレックス 建設(電気設備)
大成設備(株) 建設(空調・衛生設備)
ゲンスラー アンド アソシエイツ 設計
ボヴィス・レンドリース・ジャパン 設計
(財)AVCC(高度映像情報センター) ナレッジセンター支援
(株)NHKエンタープライズ21 ナレッジセンター支援
ネットワンシステムズ(株) ナレッジセンター支援、ネットワーク・インテグレーション
松下電器産業(株)グループ ナレッジセンター支援
日鐵リース(株) 資金調達(劣後ローン)

<プロジェクトの概要>

場所 東京都千代田区霞が関3丁目
敷地面積 国有地 約23,100m2
民有地 約 1,100m2
用途地域等 商業地域
防火地域
都市計画 再開発地区計画
市街地再開発事業
建築プラン 官民棟:地下3階地上36階建
官庁棟:地下3階地上32階建
施設計画 中央合同庁舎第7号館(約172,000m2
民間収益施設(約18,000m2
売却予定保留床(約24,000m2
民間権利者床・保留床(約16,500m2
スケジュール
平成15年4月24日 PFI事業落札
平成15年5月9日 落札者と国の基本協定締結
平成15年6月30日 PFI事業者と国の事業契約締結
平成16年度 工事着工
平成19年9月28日 施設(現霞山ビルの敷地部分を除く)の引渡し
平成20年1月4日 施設の使用(維持管理・運営事業)開始
平成20年度 工事完了(現霞山ビルの敷地部分の引渡し)
平成34年3月31日 PFI事業の終了
平成46年度 PFI事業の付帯事業(民間収益施設事業)の終了
PFI図

<参考>
 事業スキーム図

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