CAREER INTERVIEW

キャリアインタビュー

RyoSaito

CAREER
INTERVIEW_
01 中川 正幸 住宅営業第一部
2008年入社
法学部 法律学科卒

MASAYUKI
NAKAGAWA

「営業から開発へ」 新たなキャリアモデルを 切り拓く

CAREER INTERVIEW

キャリアインタビュー

「営業から開発へ」
新たなキャリアモデルを
切り拓く

project

CAREER
INTERVIEW_
01 中川 正幸 住宅営業第一部
2008年入社
法学部 法律学科卒

MASAYUKI
NAKAGAWA

入社 2 年目

2009

2009

住宅営業部 営業グループ / チームリーダー
RyoSaito

仲間をフォローしながら、
チーム運営の大切さを学ぶ

前職のハウスメーカーでは用地仕入れと営業を経験。九州での3年間は充実していましたが、もっと大きい商圏でチャレンジしたいという思いが募り、転職を決意。主に都心で事業を展開する東京建物(当時グループ会社)に中途入社しました。入社1年目は分譲マンションプロジェクトの販売センターに勤務。翌年には当時の販売物件の中でも最大規模であった「Brillia有明Sky Tower」の現場を担当することに。1,000戸を超えるため、6チーム約40名もの販売体制が組まれ、私はそのチームリーダーとして着任しました。6名いるチームリーダーの中で最年少だった私にとって、マネジメント業務は新鮮でした。個人の営業だけでなくチームメンバーのフォローをしながら、営業スキルやマネジメントを学んでいきました。

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入社 4 年目

2011

2011

住宅営業部 営業グループ / 営業所長(課長代理)

新米所長ながら、入念な準備で早期完売を達成

東京建物は若手にチャンスをくれる会社です。それを実感したのは、27歳で「Brillia東大前」の営業所長として着任したとき。7名ほどの小さな現場でしたが、自ら営業戦略を立て、実行する責任者として業務を行いました。開発部門と意見交換をしながら、販売センターのつくりこみや広告プロモーションを計画しました。

営業戦略に関わる社内プレゼン資料を作成するにあたり、最初は勝手がわからず過去の他物件資料をアレンジしただけでした。上司に説明したところ「オリジナリティがなくて、物件の良さが伝わらないよ」という指摘が。そこで試行錯誤しながらゼロベースで考えた結果、ようやく説得力のあるプレゼン資料ができました。こうして一から学びながら入念な販売準備を行った結果、お客様の高い評価を得ることができ、早期完売を達成。人気プロジェクトとして社内外の評価を得ることができました。

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入社 5 年目

2012

2012

住宅営業部 営業グループ / チームリーダー→営業所長(課長代理)
RyoSaito

苦楽をともにした仲間とは、
今でも思い出話で盛り上がる

当時社内で最大規模物件である「Brillia City横浜磯子(1230戸)」にチームリーダーとして着任。リーマンショック後の不況が長引く中、これだけの規模のマンションを全住戸ご成約いただくのは簡単ではありませんでした。プロジェクトにかかわった営業員は通期で90名以上いましたが、なかには結果を残せず、自信をなくすメンバーもいました。リーダーとして私が意識したのは、こまめに声をかけ、少しでもメンバーの気持ちを軽くすること。そして、個人ではなくチームの課題として捉え、仲間同士でカバーし合うことでした。

約3年7か月の販売期間を通して、最終的には営業所長を任され、全戸完売までやり遂げることができました。大人数をまとめることにやりがいを感じ、自信にもつながりました。現場で一緒に苦労を経験し、それ以上に大きな喜びを分かち合った仲間とは、今でも交流し当時を懐かしんでいます。

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入社 9 年目

2016

2016

住宅事業部 事業推進グループ / 課長

営業一筋だったからこそできた、
お客様目線の物件開発

2016年に分譲マンションの開発部門へ異動しました。当時は、会社として「製販一体化」を推進し始めたタイミング。販売部門が持つマーケットの声を、開発部門に取り込む狙いがありました。そうした背景のもと、営業から開発へ異動する要員として、任命を受けました。営業フェーズしか知らなかった私には青天の霹靂。そもそも、設計や施工などの建築のプロセス自体がわからず、悪戦苦闘しました。

それでも営業現場での経験はとても役に立ちました。特に実感したのは「モノ決め」の場面です。例えば、シャンプーの棚をなくせばコストダウンできるものの、競合物件と比べて見劣りしてしまい営業しづらくなる。キッチンやユニットバスをグレードアップするのもいいけれど、食器棚や収納を充実させたほうがお客様に喜んでいただける。そうした営業感覚が、商品の選定で活きました。おかげさまで、私が担当した物件は、ありがたいことに多くのお引き合いをいただくことができたと思います。

キャリアの転機

開発部門への異動が大きな転機になりました。当時34歳で、営業経験のみ。「本当に務まるだろうか」と私自身も不安でしたし、周囲も不安に感じていたと思います。そんな逆境を跳ね返し、「売れる物件」の開発に関われたことは大きな自信になりました。何より一番うれしかったのは、後に続く社員が増えたこと。それまで前例のなかった「営業から開発への異動」が、これ以降、どんどん増えていったんです。会社が重視する製版一体化の流れに、多少なりとも貢献できたのではないかと思います。「製」と「販」のキャリアを積めたことは、もちろん私にとっても大きな財産です。機会をくれた会社には本当に感謝しています。

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入社 11 年目

2018

2018

住宅事業部 事業推進グループ / 課長
RyoSaito

3年以上のプロジェクトが完結
マンションに灯る明かりに感動

2015〜2019 年度中期経営計画の最終年であった2019年に、担当していた「Brillia Tower八王子」「Brillia Tower代々木公園CLASSY」「Brillia一番町」が竣工。営業部門と密に連携を図りながら事業推進を行えたことで、どの物件もお客様評価の高い物件として竣工を迎えることができました。プロジェクトスタートから竣工まで3年以上、たくさんの人の支えと長い年月がかかる事業において、この年は、開発部門でのやりがいと達成感を存分に味わえた年になりました。お客様の入居後、マンションの一室に明かりが灯っている光景を見たときの感動は忘れられません。

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入社 13 年目

2020

2020

住宅営業部 広告宣伝グループ / 課長

営業・開発の想いを応援し、広告効果を最大化する

広告宣伝グループは、全国の「Brillia」プロジェクトのプロモーションを支援する部署です。戦略の立案や効果検証、予算管理、法令順守のほか、営業グループやその他部門への提案・助言を行っています。事業推進や営業は担当物件に並々ならぬ情熱を注ぎ、アイデアを練りに練っていることをよく知っています。意図をしっかり汲んだうえで、余すことなく物件の魅力を伝えようと、私も熱がこもります。常に意識しているのは、現場感覚を尊重すること。「この物件のこのプロモーションが良かったよ」「他社のこのプロモーションを参考にするといい」とアドバイスはしますが、最終的な意思決定は現場担当者に任せています。営業と開発、双方の経験を存分に活かせる場として、お客様からの評価向上を目指し、組織全体を良くしていく横串的な存在を目指しています。

今後の展望

住宅事業本部の指針である「お客様評価No.1」を目指すためには、変化の早い時代におけるお客様の要望をいち早く察知し、事業活動の改良・改善を図っていくことが重要と考えています。風通しの良い社風が特徴の東京建物だからこそ、営業部門・事業推進部門・エンジニアリング部門が密に連携し、同じ目的のために走れる組織として今後も成長していくはずです。私もその一翼を担えるよう、今後も挑戦し続けたいと考えています。