2023年11月30日

プロジェクト紹介

京橋から発信。環境に配慮したビジネス拠点に「東京スクエアガーデン」

2013年、東京駅と日本橋、銀座エリアの中間に位置し交通利便性の高い京橋に、東京スクエアガーデンは誕生しました。高い環境性能と多様な都市機能を有するこのビルが取り組んできたこと、見据える未来についてご紹介します。

都市開発・ビルイノベーション拠点商業施設

街区再編により誕生した環境配慮型大規模複合ビル

東京スクエアガーデンは、東京メトロ銀座線「京橋」駅に直結し、JR各線「東京」駅からも徒歩圏内という抜群のアクセスを誇る大規模複合ビルです。

小規模な街区・建物が多く、まちとしての機能更新がなかなか進まなかった京橋地区において街区を再編、大街区化を図ることで、地上24階・地下4階、1フロア1,000坪超、延床面積約117,000m²という、2013年の竣工当時エリア最大級の規模を実現しました。
さらに、旧区道と同じ位置に整備した貫通通路や歩道状空地などのオープンスペースを設けることで、回遊性とにぎわいのある歩行者空間を創出。東京駅周辺の都市環境向上に貢献しています。

そして、東京スクエアガーデンの最大の特徴が、高次元の環境配慮と、多様な都市機能の集積です。

次世代を見据えた多面的な環境対策

東京スクエアガーデンを象徴する低層部の緑化空間が「京橋の丘」です。「京橋の丘」は、地下1階から地上5階まで重層的に設けられた高さ約31m、約3,000m²におよぶ緑豊かなオープンスペースで、四季折々の美しい彩りを見せる植栽が施され、ビル利用者・来街者に憩いの場を提供するとともに、ヒートアイランド対策に寄与しています。
2021年には、「いきもの共生事業所®認証(ABINC認証)」を取得し、生物多様性に配慮した環境保全の取り組みが高く評価されています。

また、日射を遮り、熱負荷を軽減する1.8mの大庇(ひさし)の設置、地中熱の利用や水蓄熱システムの採用のほか、省エネの「見える化」ツールを提供することで入居テナントと環境に対する意識を共有し、建物の管理者と利用者が一丸となって環境負荷低減に向けた取り組みを推進しています。

さらに、地域全体で環境対策に取り組むため、ビル内に「京橋環境ステーション」を開設しています。近隣のビルオーナーからCO2削減・省エネ対策の相談を受け、専門家が最適な提案を行う「エリアエネルギーマネジメントセンター」や、様々な環境問題をわかりやすく学び、環境活動の場と機会を提供する「中央区立環境情報センター」などを通じ、周辺地域一体となってエコなまちづくりを推進しています。
2018年には、環境を主軸とした持続可能な都市・社会づくりを行うためのオープン・イノベーション・プラットフォーム「シティラボ東京」が新たにオープンし、「京橋環境ステーション」の機能がさらに充実しました。

企業の拠点に求められる機能を高い次元で提供

東京スクエアガーデンは、その絶好のロケーションとアクセス、1フロア1,000坪超というオフィス空間から企業の本社利用を想定し、重要な拠点として求められる機能を提供しています。

そのひとつが「安心・安全」の提供です。江戸川層を支持層とする強固な地盤、法令以上の地震動を想定した建物構造と制震技術の導入により、高い耐震性能を実現しています。
さらに、災害時においても企業活動を継続・復旧するために、回線トラブル時に他回線からの受電が可能なスポットネットワーク受電方式の採用に加え、非常用発電機運転時間を約72時間確保した停電対策、防災備蓄倉庫、施設内のFMラジオ局「中央エフエム」と連携した避難情報・インフラ情報の提供など万全の管理体制を整備しています。

一方、オフィスサポート施設も充実しています。国際都市・東京のビジネス拠点にふさわしく、500名収容可能な大ホールをはじめとした多様な空間を提供する約2,300m²のコンベンションホールのほか、外国人対応可能な医療施設、英語対応可能な子育て支援施設を誘致しています。
また地下1階から地上3階には、商業ゾーン「東京スクエアガーデン ショップ&レストラン」が広がっています。緑化空間「京橋の丘」や東京メトロ銀座線「京橋」駅直結のゆとりある駅前広場、豊かな街路樹に囲まれた緑を楽しめるレイアウトが特徴で、オン・オフを問わず様々なシーンで利用できるバラエティ豊かな店舗構成となっており、京橋エリアで働く方々や、東京駅周辺・銀座エリアを訪れる方々へ心地よさや楽しさを提供しています。

地域の一員として愛されるビルに

東京スクエアガーデンという場所を活用して「地域を盛り上げる」のも重要な役割のひとつです。入居テナントとともに地域の清掃活動を行っているほか、公開空地などを活用して地域の方々にも参加していただける様々なイベントを開催しています。
各種マルシェや音楽イベント、アート作品展示のほか、冬の大規模なイルミネーションは京橋エリアの名物となっています。
入居テナントや地域の方々が楽しみながら交流を深めることができる場と機会を提供し、このビルが地域の一員として愛していただけるよう、今後も多彩なイベントを企画していきます。

竣工から10年以上が経過する中で、東京スクエアガーデンの重要なコンセプトである環境配慮の観点から、常に新たな取り組みを試みてきました。そのひとつが、2022年に完成した「サステナブルセットアップオフィス」です。
この取り組みは、退去したテナントオフィス内の内装や什器・備品を廃棄するのではなく、活用することで、新たなテナントに内装・什器付きで働く場所を提供する試みです。テナント企業の入居工事や退去時の原状回復工事の負担を減らすことができるだけでなく、資源の再利用・再生によって環境に配慮しながら、前の入居者から次の入居者へと、環境にやさしいオフィスづくりのバトンを繋いでいくという点でも意義があります。
単なる再利用だけではなく、トレンドを捉えたデザイン性と機能性を備え、新しいセットアップオフィスとして再生しています。例えば、ごみの廃棄場所には色とイラストでわかりやすく自然に分別を促すなど、デザインとサステナビリティの連動についても配慮しています。

東京スクエアガーデンは、これからもサステナブルな取り組みで京橋エリアをリードする存在であり続けられるよう、関係者の皆様と手を取り合いながら前進していきます。

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